パクトa型の特徴

※ 必ず締結条件に合わせてお使いください ※
使い方
雄ネジに仮止めするまで一体化します。
仮止め後はフィルムを剥がし、工具を使って本締結します。
工具:インパクトレンチ、ソケットレンチ、スパナなど
使用可能ソケット:6角、12角

主な用途:石材の乾式工法、太陽光の架台など
主な仕様

型式:a型(ミシン目:あり つまみ:あり)

基本構成:NSW(ナット+ばね座金+平座金)

サイズ:M8 M10 M12

材質:鉄素材+ユニクロ8μ
ステンレス(304/316)
▼パクトa型って?
パクトa型はフィルムを剥がして使います。
だから現場の資材置き場から仮止めまでの移動は1つで持ち歩き、本締結のときはナット・ばね座金・平座金の3つで行います。バラバラに持ち運んだときはポケットの中から確認して取り出さなくてはいけませんが、パクトならその混乱もありません。
仮締めまでが一体化しているという恩恵を一番受けられるのは視認性が悪い暗い場所や高所や狭所。他にも締結するボルトが見えなかったり、下向きのボルトへ締め込むとき。現場で「ネジが締めにくいよ!!」と感じるところでは作業がしにくい状態が起きています。
その結果、座金が上手く入らなくて落としたり、座金が入らなかったことに気が付かなかったり、ナットの表裏が逆だったり、ばね座金を先に入れてしまったり…などの施工ミスが起きてしまいます。またそれを起こさないように注意しなければならないため、作業者には余分な重圧が常にかかっています。
ですがパクトであればそれらのミスも重圧も手放すことができます。ナットをセットするのと同じ感覚。1アクションでネジ部品を正確に、正しい順序で締結できます。
そして手袋をしていてもフィルムを外せるようにパクトa型にはミシン目とつまみがついています。軽くねじ込んでからフィルムを外す。フィルムの中はもちろんJIS規格のネジ部品ですから、本締結はJISそのものを利用できています。
このようにパクトa型は単純に便利であることで正しい施工や余計な重圧からの解放を提供し、作業環境の改善や仕事の効率化などに寄与する一粒で何度も美味しい製品です。
パクトは使う方にはとても簡単な製品ですが、工場での加工・製造の段階から現場作業の様々な負荷を軽減できるよう工夫されています。現在では日本全国、さらに海を超えた先でも多くの現場を支えることが出来ました。
是非、現場で実感!体感!して見てください。