パクトはオールマイティ?

左の写真は1段目が
クロメートメッキ
2段目が
  ダクロメッキ
3段目が
    グリーンクロメイトメッキ
4段目が
      ドブメッキです。
このように同じ形状であれば表面処理がどうであれ、同じようにパクト化が可能です。一体化してから表面処理するのではなく一体化する前に表面処理しますのでナットはクロメートでばね座金はドブメッキという組み合わせのパクトも可能です。
同じようなことですが写真左上は市販のナットとばね座金を一体化したパクト、右下はS45CΘのナットとばね座金のパクトです。材質が変っても形状が同じならパクトは同じように加工できます。勿論ステンレスでもチタンでもセラミックでも何でも来いです。同じ加工方法を取りますのでワークの単価が高いものほどパクトにかかる費用は率として下がります。高級なワークほどアッセンブリィが安くなるわけです。最近ステンレスのパクトが主流を占めているのはこのことも作用しているのではと考えます。